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第58回 日本図書館情報学会研究大会シンポジウム (断片)

「図書館・博物館・文書館の連携をめぐる現状と課題」 (一般公開 / 無料)
10月10日(日)14:00-16:50  於:藤女子大学北16条キャンパス

パネリスト : 高山 正也氏 (独立行政法人 国立公文書館館長 第7代)
田窪 直規氏 (近畿大学 教授 司書課程・学芸員課程担当)
持田 誠氏 (北海道大学総合博物館 資料部研究員)
コーディネータ・司会 : 古賀 崇氏 (京都大学附属図書館研究開発室 准教授)

配布資料 : シンポジウム概要/ パネリスト・プロフィール・発言要旨,A4両面1枚
高山氏-発言要旨(アーカイブズをめぐる状況の概説ほか) A4片面1枚、
田窪氏-「MLA連携の見取り図」(MLA連携ブーム~参考・参照文献)A4両面3枚
持田氏-なし (PPT20枚以上?)   ※15:50頃まで御三方のご講演

拙メモ  上記資料の文言を反映しておらず、ごく一部です 
高山先生: 本質的に個別に考えるのは不自然な状況、情報蓄積・検索型 ⇔ 速報型
分化の歴史の流れ、統合化 → 相互補完、影響しあう、コラボ、各々の質向上
紙だけの時より新しい保護対策を、記録媒体の多様化 (稼動メンテナンスの必要性)
なぜアーカイビングしなければならないか、意味、デジタル化のコスト
?的セキュリティの意識が日本で欠けている。文化は国のアイデンティティ
地震対策(阪神淡路大震災のときの大阪ガスの姿勢)
長い目で見ると放射性危険物(のことを)将来にどうやって残すか、紙が持つか
言語体系が生き残るか、その言語が通用するか、むしろ象形的記号が良い
資料の活用、各々の枠だけで専門研究が完結するかどうか、幅広い視野で枠を超え..
メタデータをどうするか、公文書のプロセスは? Provenanceをしっかりする

意見交換・討論 メモの一部  ご発言の順に関わらず、各パネリストごと集約 
高山先生 : 米国のライブラリースクールは大学院レベル、専門課程。実務実践の場で身に
つけた人が入校、余り時間をかけずに一定レベルに。プロ養成の場 ..新しい公文書法、
社会教育法、縦割の壁を乗り越えるには。 「ミネソタ デジタルライブラリー」 「岡山デジタル大百科」
隣接領域から目配りをしてほしい。海外で何をしているか、昔は何をしたか。

田窪先生:博物館と図書館は社会教育に近い。MLAKでグルーピングした方か
博物館の出版物がNDLに行ってないのは、司書を置いてないので単に知らないだけでは
日本はMLAほぼ定着、米国はLAM多い、北欧はABM。 徳島県文化の森 1995~99年
パソコン通信による情報提供 筆者検索 : コメット 徳島県文化・学習情報システムhttp://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/comet/ 

持田先生 : 図書館が持っている情報提供専門性は高い、研究職はその点低い
博物館はモノを集め、活用してこなかった。レファレンス機能を軽視、その点優れている
図書館と連携を強化していきたい。 納本制度/自治体の文書等低い。環境報告書も。
博物館は公開すると利用されるので内に籠りがち、(続いて高山先生が白書について)

by livres6 | 2010-11-07 21:59 | 学び (課程関連)  

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