人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第4回 ほんかふぇ. 書籍と講話について

プログラム予定
18:00  開会・挨拶、スピーカーとゲストの紹介 
18:10  トーク1  稲荷尚記さん (北海道大学総合博物館 資料部研究員)
18:30  質問等      < 休憩 10分 >       
18:50  トーク2  萩原亨 准教授(〃 大学院工学研究科 北方圏環境政策工学) 
19:15   質問等      < 休憩 10分 >    
19:35  くつろぎtime   ざっくばらんにお話しましょう !
20:00  閉会、アンケート  20:05 終了予定 (状況により多少延長)

紹介書籍
稲荷尚記さん (専門分野 : マルハナバチなど送粉系の生態学) コメントも
1) 「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一著 講談社現代新書 
環境問題において、その基本の基本としての 「生物の定義」 というものを
考えてみることは有益と思います。いま話題の興味深い本です。

2) 「日本の渚 -失われゆく海辺の自然-」 加藤真著   岩波新書 
海岸生態系というものを対象に、長い時間と広大な空間にもとづいた視点を
ふまえつつ,微細な生き物のふるまいをつぶさに眺めた気分になれる本です。

講話 「 ドライバは横断歩行者を見つけられない?
萩原亨先生は、右折を例に道路走行時の運転者の視覚・認知などご研究の
一端を、道路交通問題を背景にお話になられます。 (パネル写真提示)

運転者から歩行者が見えていないときがあることを、私は運転できないせいか
思い及びませんでした。ドライバ、歩行者のお互いが無防備な点,盲点に気づき、
特に高齢者・子どもたち、様々な弱い立場の方々がより安全に暮らせるように
願われます。全く私だけの考えですが、どんなに科学技術が発達して、高度な
情報通信・安全システムに制御されている社会環境にあっても、「自分たちは
人間である」、それはどういうことか、心の隅に留めていたいです。


会場に隣接する札幌市環境プラザ展示スペース第4回 ほんかふぇ. 書籍と講話について_f0114716_21315141.jpg
第4回 ほんかふぇ. 書籍と講話について_f0114716_21434454.jpg

右の写真に、札幌が誇る 「エコライフ10万人宣言」 の文字が! 6月末で12万人強

# by livres6 | 2007-07-28 21:49 | ほんかふぇ.  

第4回 ほんかふぇ. ポスター

画面をクリックすると大きく表示されます。
第4回 ほんかふぇ. ポスター_f0114716_8114730.jpg

# by livres6 | 2007-07-23 21:05 | ほんかふぇ.  

※ 途中になっていた本

※ 他から転載、少々感想が違っています。
6月下旬、コミュニケーションの研究・活動に関する刊行物を頂きました。
持ち歩き少しずつ読んでいます。第一部の議論特集で、ある著名な劇作家・
教授が「サービス」というキーワードを用いて、「科学者の責務」についても
論じていらっしゃいます。遠からずご紹介させて頂きたいのですが、別途
途中になっていた以下の本を取り出しました。

マーケティングリテラシー』 新茂則、日野隆生、西脇隆二、伊藤友章 共著
税務経理協会 / 2000年/ 2,940 円/  P4から引用させて頂きます。
「マーケティングは、基本的に企業と市場との関係における相互作用であり、
企業は市場に対し、「商品・サービス」を「コミュニケーション」を通じ提供し、
市場は企業に対し、商品・サービスの対価とし、「代金」を支払い、同時に
「市場情報」 を提供する。 この両者の循環活動を円滑にすることが
マーケティングの役割であり ・・・ 」

その特徴によっては、科学技術コミュニケーション活動をマーケティングに、
市場は市民になど置き換えうるようで、すると科技コミが納得しやすいように
思えました。注 :冒頭の「科学者の責務」 のご意見では、マーケティングに
ついて触れられていらっしゃいません。

図解でわかる カラーマーケティング』 下川美知瑠 著/ 2003年  1,890円
日本能率協会マネジメントセンター /  P168 Osgood (米) 開発 SD法
(semantic differential method) 意味微分法、形容詞対尺度法とも呼ばれる

タイトルどおり殆どの項目が見開き左頁に図表、右頁が本文のスタイルです。
カラー頁が少なく残念ですが、とても密度の高い内容です。

考える力をつける数学の本』 岡部恒治  日本経済新聞社 2002年
1,470円 / P61 数学感覚(問題摘出型と問題解決型) 「組織のトップに
ある人は、摘出感覚がよりすぐれていなくてはならない」
そうです。紙とペンを
用意して進みませんと、私のように数学感覚が劣っている者には、なかなか
手ごわいです。でも生活は、ある意味数学で成り立っていると痛感します。

# by livres6 | 2007-07-05 23:58 | ささやき ...  

第3回 ほんかふぇ.  書籍

1.手塚光一さん (建築設計事務所勤務)
『街並みの美学』 芦原義信著 2001 岩波書店  ¥1,155
『色の秘密 -最新色彩学入門』 野村 順一著 2005 文芸春秋   ¥610
『光の景観 -照明の計画とデザイン-』 東宮洋美著 2006 オーム社 ¥2,625
『a+u 臨時増刊 ピーター・ズントー』 ピーター・ズントー著 1998  エーアンドユー ¥4,200 

2.藤井哲之進さん (北大大学院 博士課程)
『わがままな脳 The Selfish Brain』 澤口俊之著 2000 筑摩書房 ¥1,890
『マンガ心理学入門 -現代心理学の全体像が見える-』 ナイジェル・C・ベンソン著
   清水佳苗、大前泰彦訳 2001 講談社ブルーバックス ¥840
『赤を見る - 感覚の進化と意識の存在理由』 ニコラス・ハンフリー著
   柴田裕之訳 2006 紀伊国屋書店  ¥2,100
『生態学的進化論 -ヒトの知覚世界を探る-』 J.J.ギブソン著 
   古崎敬・古崎愛、辻敬一郎、村瀬旻(共訳) 1985 サイエンス社 ¥4,384

3.富谷洋介さん (建築設計事務所勤務)
『rule of the site - そこにしかない形式』 千葉学著 2006 TOTO出版 ¥2,520
『New Minimalist Architecture』 Eduard Petterson 編著 
    Harper Design Intl 2004

# by livres6 | 2007-06-14 21:23 | ほんかふぇ.  

第3回 ほんかふぇ.  終了

第3回につきましては、いずれ2ヵ所のWebで開催報告させて頂きます。
当面、写真もこちらだけご覧頂きます。今回、開催日決定から期間が短く、
広報も間際でした。これまでご支援、ご協力下さった機関や団体のほか、
思いがけなく人のつながりを得ました。

新しい事例かどうか分かりませんが、コミュニケーションとして興味深い
体験をしています。私自身が一番勉強になっております。

そして多様な皆様のご参加も幸いでした。北海道大学の大学院生の方々、
環境団体関係、女性建築設計士、北翔大学メディアデザインコース学生、
造形デザインを学んだインテリアデザイン系会社員、NPO法人、主婦の方、
遠くから3回連続でお越し下さった方など嬉しいことでした。学生・社会人、
男女比もバランス良かったです。

知人や関連分野の方々にご連絡させて頂いたおり、非常に興味を示され
ました。次回に向けて、また小さな一歩を踏み出したいと思います。
元々今回のテーマは、1度きりではなくPart 2 を願っております。

アンケートやご意見より : スピーカー3人を除く】
・良い企画。事前の打ち合わせが若干不足しているように見受けられました。
・とても面白いプログラムですね。ぜひ続けて下さい。進行時間はなるべく
 守って頂きたい。くつろぎtimeや打ち上げ、親睦会などで補足をやって
 話をできるようにしたらどうでしょうか?
(私の進行の拙さ、判断誤りが響きました。以後、改善に向けて努力します。)
・建築と心理という取り合わせは面白かった。
・他分野の話を聞くことができたので、見識が広まりました。
・普段会えない人と共通の時間を持つことができて楽しかったです。
・藤井さんの話も面白く、もっとゆっくりお聞きしてみたかった(←欲張りですね)
・高校生とか、もっと若い人が参加してくれるようになると素晴らしいと思います。

第3回 ほんかふぇ.  終了_f0114716_23145765.jpg 一応、20時過ぎに閉会、残った人達で
 お話しました。1つの輪になったときは
 21時10分前、残念ながら退出の時刻
 でした。そこつな私が、独りで終えられ
 たのも、ご参加の皆さんのおかげです。
 ありがとうございました。!!
 写真は、手塚さん(建築設計事務所勤務)

→ 別ブログ : ひと粒の種から ( ほんかふぇ.雑感) 6/4 (7日上書)

# by livres6 | 2007-06-05 23:56 | ほんかふぇ.